申告書の勉強は順調?
【通関士試験の合否を分ける申告書】
ここ2年ほど、通関士試験の難易度が相当上がりましたね。
05年は合格率20%台だったのに、07年が7%、08年が7・7%![]()
実力が高いのに残念ながら不合格だった人に原因を聞くと、
圧倒的に多いのが、通関実務科目のうち、申告書以外の問題で6割
(昨年は特例?で5割)以上取れなかった、というものでした。
別の見方をすると、申告書のほうはちゃんと6割以上できている人が多かったわけです。
しかし、昨年の合格基準で大丈夫だったとしても、今年大丈夫といえるでしょうか?
前にも書きましたが、昨年の実務科目の合格ラインは、
①輸出申告書で6割以上
②輸入申告書とその他の問題の合計で6割以上
③輸出入申告書以外の10問(昨年の問題数)で5割以上(昨年の足切りライン)
の3つをクリアすること、というものでした。
昨年の輸出申告書は、家庭用電気機器の申告で、貨物の分類と、運賃・保険料の按分を
しっかり練習しておけば大丈夫だった問題です。
ちゃんと練習していれば、ここでアウトということはないはずです。
問題は輸入申告書(昨年は2問)で、化粧品と調味料の問題でした。
両問とも、貨物の分類はとくに難しくはなかったです。
難しい(というか面倒)なのは、両問とも仕入書価格がFOBで、運賃と保険料を加算する必要が
あり、これを価格按分しなければならなかったこと。これが結構時間がかかるものでした。
貨物の分類は合っていても、価格の計算まですべて終わらなかった、という方が多かったのです。
昨年は輸入申告書があまりできていなくても、申告書以外の問題と併せて6割いっていればセーフだった
わけですが、今年もそういう基準になるかはわかりません(昨年は、実際には申告書以外の問題が難しすぎて、そちらで得点を稼げた人はほとんどいないとおもいますが
)。
今年の基準として、輸入申告書のみで6割というラインを設定してくる可能性は考えられます。
ですので、昨年の輸入申告書の問題が解けない方は、しっかり解けるようにしておくべきでしょう。
【申告書で重要なこと】
もちろん、貨物の分類が正確にできることがいちばん大事です![]()
これができないと、あとの計算がどんなに正しくても、正解がでないのですから。
輸出申告書はこれができれば大丈夫ですが、輸入申告書はそれに加えて、
運賃等の按分計算を速く正確にできるかどうかがポイントでしょう。
【どのくらいのレベルにしておけばよいか】
本試験の過去問は解けるようにしておきましょう。
あとは、各予備校の申告書対策の講座の問題ですね。
ただ、講座の問題はちょっと難易度の高いものも含まれています。
独学の方は、市販の問題集が関税協会やらLECやらから出ていますので、
過去問が終わって余裕があればチャレンジしてもいいでしょう。
ぜひ本試験では、申告書で落とすことのないよう、準備しておきましょう![]()


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